脱毛期間中にピーリングは行っても大丈夫?

脱毛4

男女問わず、美容への関心が高まっていますよね。脱毛は身だしなみの一つとして捉えられるようになっており、脱毛専用サロンのみならず、脱毛専用クリニックの数も増加傾向にあります。脱毛は少なからず肌に刺激を与える行為となりますが、脱毛期間中にピーリングを行っても構わないのでしょうか。

脱毛によって肌が受けるダメージなどを考えて、ピーリングする理想のタイミングがあるのか、調べてみました。

後半になるほど脱毛効果はアップ!脱毛が終わる平均的な期間をチェックしよう

ピーリングにはどんな効果がある?

水着の女性20

「皮をむく」という意味のピーリングは、余分に溜まった角質を取るスキンケア方法です。年齢を重ねると、どうしても肌のターンオーバーが遅くなりますが、それは細胞が生まれ変わるスピードが落ちることを意味します。

そうなると肌がくすんだり、シミが出たり、シワができたりと、様々な老化現象が目に見えるようになります。若い人でもニキビができやすい人は、ターンオーバーが乱れているのかもしれません。ピーリングを行うことは外部から強引にターンオーバーをさせることになるため、肌の様々なトラブルを解消することが可能です。

ニキビはもとより、ニキビ跡や色素沈着、毛穴の開きなどの悩みを解消できるでしょう。くすみに関しても余分な角質が原因ですから、ピーリングによって明るい肌色に戻せます。肌表面にある薄いシミなら、取れることもあると言われています。

ピーリングの種類

市販されているピーリング化粧品は、多種多様です。代表的な商品は化粧水タイプで、「拭き取り化粧水」として販売されていることが多いです。コットンに浸み込ませて優しく肌をなでるだけで良いので、スキンケアに取り入れやすい方法と言えます。

コットンで撫でた後にパッティングして保湿もできるという2way商品もあります。取り入れやすい方法と言えば、石けんタイプも同様です。ニキビができやすい人に適しているでしょう。スクラブタイプの商品もありますが、こちらは擦って落とすという効果も加わるものなので、刺激が最も強いタイプです。

肌が厚い若い男性や体に使うのが適当と言えます。刺激の弱い商品を希望するのであれば、ジェルがクッションの役割を果たしてくれるジェルタイプがベストでしょう。ピーリング効果のあるクレンジングジェルも多く販売されています。

また、洗い流さなくて良い美容液などもあり、化粧水同様日々のお手入れに上手く取り入れることができます。

クリニックでのケミカルピーリング

脱毛10

市販のピーリング商品に入っている成分は、AHA(アルファヒドロキシ酸)やリンゴ酸、パパインなどです。フルーツ酸が使われている場合が多くなっています。酸性の成分を使うことで角質と角質の癒着を緩めて、古い角質が剥がれるよう促します。

クリニックで行うケミカルピーリングも原理は同じですが、家庭用商品には配合できない成分も使用が可能です。医療機関専用の成分の一つに、乳酸があります。医療機関専用といっても使用感はマイルドで、保湿効果も持っています。

それから、TCA(トリクロール酢酸)ピーリングやフェノールピーリングも医療機関専用の成分です。炎症を起こすと色素沈着が起こる可能性が強いので、近年はサリチル酸マクロゴールが主流になりつつあります。サリチル酸は濃度が高いと強力に皮膚を溶かしますが、マクロゴールに低濃度配合したサリチル酸マクロゴールであれば、角質層以外の細胞に影響しません。

いらない角質層だけを剥がし、炎症を起こさせません。なお、ピーリングで肌が薄くなるという話もありますが、このように近年使用されているピーリング剤は日本人の肌に合うように作られているため、心配は不要です。

トレチノインもケミカルピーリングか?

肌のターンオーバーを早めることで知られる薬品に、トレチノインがあります。シミやニキビの治療に用いられていますが、ケミカルピーリングとは別物と考えましょう。ケミカルピーリング薬品の作用機序は、いらなくなった角質層を溶かし、さらに肌の細かな傷を再生させます。

実はこれらの働きに伴って、コラーゲンやエラスチンの生成が促されています。一方、トレチノインの作用機序は、表皮の深い部分に当たる表皮角化細胞を刺激することでターンオーバーを早めるというものです。さらに真皮にも浸透し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。

基本の作用機序は違うものの、どちらも肌のハリをアップさせるのに役立ちます。

脱毛機器の刺激

脱毛を行いたいときに候補となるのは、エステサロンかクリニックでしょう。エステサロンで行えるのは光脱毛で、中でも一番効果が高いとされるIPL脱毛機器を導入しているエステサロンが多いです。クリニックでは、それより倍近く強い光で照射できるレーザー脱毛機器が使用できます。

IPL脱毛機器が生み出す温度は100度くらいで、レーザー脱毛機器は200度くらいです。強力なパワーで毛乳頭を破壊するため、火傷のリスクも高まります。どちらにしても、脱毛後は肌のバリア機能が低下したり乾燥したりと、肌の状態が一時低下します。

脱毛に通っている人はピーリングできない?

脱毛は1回で終わるわけではありません。あくまでも一般的な目安ですが、顔の脱毛をエステサロンで受ける場合は最低でも10回、クリニックで受ける場合は8回の施術が理想と考えられています。ひげが濃い男性の場合は、もう少しかかるかもしれません。

ひげの部分の毛周期に合わせて、2~3ヶ月に1回通うのが一般的なので、1年以上通う必要があるでしょう。脱毛の施術は、赤味のある部分や色素沈着が起きている部分を避けて行われます。

肌が敏感になっている日焼け後も、施術を断られることがあります。

ですから、刺激を与えたピーリング直後はもちろん、肌が敏感になっている数日間に施術を受けるのは避けた方が無難です。とは言っても、ピーリングの種類によります。例えば拭き取り化粧水やジェルクレンジング、美容液など、毎日使えるとされている商品であれば刺激は弱いので、施術しても構わないと考えられます。

ただし、脱毛後は肌が過敏になっているため、その日にピーリング商品を使うことはやめておきましょう。それから、クリニックではケミカルピーリング前に顔剃りをしたり、前夜にスクラブやパックでのスキンケアをしたりすることを控えるよう指導しています。

そして、ケミカルピーリングの治療は、2~4週間に一度の頻度で6回程度行うのが理想です。刺激の強いレーザー脱毛とケミカルピーリングを平行して行う場合は、施術日をずらすようコントロールしてください。

また、医師に相談して行うのが望ましいです。敏感肌の人やそのときの肌状態によっては、施術を行うべきではないと判断されるでしょう。光脱毛の場合はレーザー脱毛ほど刺激は強くないので、それほど過敏になることもないでしょうが、やはり敏感肌の人は気をつけてください。